学費ローン
苦学生の方、学費ローンを組みたいと思っている人は多いですよね。学費ローンは、教育ローンとも言います。大学や専門学校、高校、専修学校、スクール等の教育資金として利用できるローンとなっています。基本的にそういった学校の学費は、年間数十万円~百万円以上することもあり、一括で支払うとなると、なかなか大変だと思います。そんな時に、力になってくれるのが学費ローンです。
最もポピュラーな学費ローンと言えば、国民生活金融公庫のものです。この国民金融公庫が提供しているのが「国の教育ローン」といわれる学費ローンです。ただ、これは、若干条件が厳しく、この条件に当てはまらない人も沢山いると思います。例えば、保護者の方の年収が両親合わせて990万円に満たない方でなければいけないという条件があります。そのような場合は、国民金融公庫の国の教育ローンは受けられないことになります。
そこで、民間の学費ローンを探す必要が出てきますね。民間の学費ローンは、基本的には国の教育ローンよりも利子が高かったりしますが、でもずっと柔軟性が高かったりして、場合によっては国の教育ローンよりも、好ましかったりします。国の教育ローンが受けられる人でも、もしかしたらより好ましい条件でのローンが組める可能性もありますので、民間の学費ローンも一度検討しても良いかもしれませんね。
ですが、ローンというのは言わば借金ですから、返済計画もしっかりと立てた上でのご利用をお勧め致します。
大学院 学費
今回は、大学院の学費についてお話します。大学院に行くとなると、年齢は23歳の年からになり、卒業するころになると25歳を超えるたりするわけです。そんな中で、親に負担をかけたくないと思う人も多いようです。大学院の場合は、1年目は入学金も含めると、70万~80万円くらいは覚悟する必要があります。そこで、出来るだけ大学院の学費を安く済ませる方法を知りたい人も多いようです。その場合ですが、最初に考えられることとしては、奨学金制度の利用が挙げられます。
奨学金には、大きく分けて1種と2種があります。1種は利子がなしのもので、2種は利子がありのものです。1種の場合、もらえる金額は月88,000円で固定となっています。2種の場合は、50,000円、80,000円、100,000円、130,000円から選択できます。88,000円より多くの奨学金をもらいたい場合は、どうしても2種しか選択肢がないようですね。それ以下で大丈夫なら、1種が利子もかからず、オススメですね。利子がない1種の場合は、審査の際には、家計の状況と成績の両方が重視されているようです。一方で2種の場合ですと、おもに家計状況により、判断されていると考えられます。
上記のように、貰える額も結構大きなものなので、奨学金の制度は非常に魅力的なものなのですが、結局は後から返さなければいけないお金です。云わば借金なわけですから、返済のことも考えた上で、奨学金について考えられると良いと思います。