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診療放射線技師の国家資格
診療放射線技師は、病院や診療所といった医療機関や医療機器メーカーといったところで放射線を用いた検査や治療を行う仕事です。国家資格となっていますので、取得するためには国家試験を突破する必要があります。
まず、受験資格としては、文部科学大臣が指定した学校、或いは厚生労働大臣の指定する診療放射線技師の養成所で、3年以上勉強し、技術と知識を身に付けた人に、与えられるということになっています。また、外国で同等の資格を有する場合、一定の条件をクリアしていれば受験資格が与えられる場合もあります。
かなり広範な分野の知識が必要になる資格なので、難関な試験となっていますが、しっかりとスキルを身につけられれば、決して不可能な試験ではないとも言えます。特に、人体への放射線の照射は、この診療放射線技師の独占業務となっていますので、この試験を突破すれば、より希少価値の高い職業として多くのメリットを享受できるものと思われます。
毎年1回、診療放射線技師の国家試験は実施されています。14科目あり、問題数は200題です。合否判定は正答率が60パーセント以上であるという見解が有力ですが、正式に公開された数値というわけではありません。ですが大手予備校なんかもこの数字を採用して判定を行っていることを考えると、それなりに信憑性のある数字と考えて差支えは無いでしょう。第56回から試験科目が新しくなったことも注意しましょう。この刷新により、試験の問題は、より臨床・医学分野に傾倒しているようです。そちらの学習をより重点的に行うのが良いようです。以上、診療放射線技師の国家資格についてのお話でした。
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