頚椎枕
快適な睡眠を実現させるためには欠かせない存在である枕ですが、従来の枕の奥が頚椎を圧迫し、睡眠を妨げてしまうものであったというのは見逃せない事実です。これにより、頭痛や肩こり等を引き起こしてしまうことすらあるのです。ですから、枕選びは慎重にならないといけません。特に、首に頚椎症・ヘルニア等の疾患をお持ちの方は、より大事なこととなってきます。最近では、頚椎症の症状を訴える人が、以前よりも多くなってきていると聞きます。頚椎症とは、7つの部分からなる頚椎の中の1つ、或いは複数の頚椎と椎間板が変形・変性を来している状態のことを言います。特に力仕事やスポーツをされている方に、この症状を訴える人が多く、中には姿勢不良が原因の人もいるそうです。
そこで、頚椎枕という頚椎を保護してくれる枕というものが人気を集めています。この頚椎枕は複数の会社から色々なタイプのものが出ています。価格設定も様々で、形状も色々ありますが、どれもそれぞれ、体の機能を研究して作られたもので、従来の枕よりも非常に気持ちの良い姿勢での睡眠が可能となっています。肩こりや首のこりに悩んでいる人は、お試しになってみるのも良いと思います。ただ、首にヘルニア等がある場合は、医師の方に相談した上で、こういった枕を使用されることをお勧めします。頚椎枕にも良いものからいい加減なものまで様々にあると思いますから、医師の方に客観的に評価してもらうと安心です。
頚椎体操
私の身内が頚椎症と診断されてしまいました。結構辛そうです。ということで、今回は、頚椎症の人に良いとされる頚椎体操について語ってみたいと思います。
頚椎というのは7つの骨が連なってできてます。頭の重みを支える重要な骨なのです。頚椎症にも、この7つの骨のどの部分がおかしいかによって、症状が異なってきます。それに合わせて、頚椎体操というものも異なってくるのです。ですから、自分がどのような症状かをしっかりと把握した上で、適切体操をすることが大事です。たとえば、疲れたり、頭がガンガン痛むような場合は、後頭部~頚椎の2番にへの関節が固くなっていることが多いそうです。そのような場合の体操は、後頭部直下の大きな骨の塊を引き寄せている側が緊張しているということですので、頭を緊張している側にひねって、同じ側の手は逆方向の足先の上の方へ伸ばすというような体操が効果的です。こういった体操は、やはり、素人判断で行うのはちょっと危険ですので、医師の診断を受けた上で行ってください。そして医師に詳しく体操の仕方も尋ねると良いでしょう。また、書籍やネット上で見つけた体操なんかも、自分の症状にあっている体操かどうか尋ねると良いでしょう。頚椎というのは本当に大切な部分ですし、特に痛めている人にとっては、非常にデリケートな部分でもありますので、是非ともこういったことは慎重に行って欲しいと思います。以上、頚椎体操について、当サイトの見解を述べてみました。参考にして頂ければ幸いです。