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頚椎のレントゲン
頚椎症や頚椎のヘルニア等の頚椎関連の疾患を患ったとき、まずは症状を把握するために頚椎のレントゲン(X線)を撮る場合があります。今回は、その頚椎のレントゲンの撮り方についてお話します。頚椎のレントゲン撮影(X線撮影)は、基本的には、正面と側面、そして斜位を撮影します。斜位には第1斜位と第2斜位があります。また、側面前屈位と側面後屈位、そして開口位も撮影することもあります。これらの7方向すべて撮影しない場合もあるようで、これは、症状の違いや、医師が見ようとする場所により違ってくるようですね。
メジャーな撮影方向というのは、開口位を除いた6方向でしょうか。開口位というのは、口を開けるという点以外は、普通に正面から撮影する場合とほぼ同じで、これにより見えるのは第1頸椎と第2頸椎だそうです。他の方向からの撮影は、基本的に口を閉じてするものばかりです。
頚椎というのは7つの骨からなっているのですが、そのすべてをしっかりとレントゲンで把握するためには上記のように複数の方向から撮影する必要があるのです。また、この撮影は、ある程度医師の指示のうまさとレントゲン技師の腕に左右される部分はあるそうです。但し、近年、MRIの導入により、骨と骨の重なる部分が見えなかったりした部分の撮影が容易になり、かなり鮮明に見ることが出来るようになりました。
以上頚椎のレントゲンについてお話してみました。参考になれば幸いです。
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カテゴリー:頚椎の病気と治療